2017年12月25日月曜日

大相撲騒動で一言

最近のワイドショーは大相撲の件で騒がしい。
筆者の考えでは日本的な価値観(多神教、多価値)に西洋的価値観(一神教、二元論)を持ち込むことの愚かさを表している典型のように思える。
「バイキング」や「TVタックル」での東国原英夫(元宮崎県知事)や岸博幸(元経産官僚)の伝統文化にルールを持ち出す文化人面した無粋(単細胞ルールを作ってさーおしまい!!)な輩!(筆者の独断で二人とも有害人指定している!!)
まあ坂上忍の過剰なおしゃべりと誘導(価値観の押し売り)には辟易とする、少し黙れ!!と言っておく!!
いちいち明文化しなければ成り立たない西洋的価値観(契約文化)を懐深い日本的価値観(曖昧さを含む中庸と言う社会通念、いちいち神や仏と契約などしなくても済む社会なのだ)に持ち込む西洋かぶれの多いことよ。相撲社会を一般社会と同一視しそのルールを適用しようと無理する。(ルールすべてが不要とは言わない)
そもそもが一般論などすべてに通用する訳がない。たとえは悪いが任侠の世界に一般論が通用しないのは自明であろう。(ガバナンスだのコンプライアンス.がどうだの)
横綱の品格について、以前に「女性の品格」(坂東眞理子)や「国家の品格」(藤原正彦)が話題になったことがある。品格とは何か?どうしても解説したければ広辞苑でも見よ!!一言では説明できないし無理に説明することでもない。曖昧さやはっきり言わないことの美学(価値、哲学)が評価されるべきと思うがいかがかな!
「ひるおび」で宮下純一(ホリプロ、タレント)が不祥事が発覚したら場所中止、放送だったら放送中止と、なんでも中止の頓珍漢な主張に、水連で不祥事が有ったら即大会中止なのか?一寸考えたらわかるだろうに!!これだから知ったかタレントのコメントなど必要ないと言われるのだ。

おまけ、忖度について
今年の流行語とやらでずいぶん安っぽくなったが、日本的奥深い言葉のように理解している。
他者を思いやったうえで他者の考え意向をくみ取ると言う相当に高度な概念だと思われる。
垢にまみれた政治家(言葉に出す、記録するとかした場合、都合の悪い証拠が残らないようにすることを「忖度」と呼んでいる)にではなく、良識のある善人に使ってもらいたい言葉である。