今回の差し止め判決などは、最近の一連の再審判決や一向に進まぬ違憲判決(一票の格差問題等)、国民に不評な裁判員制度、小沢裁判に見る不透明さや検察とつるんだ不当裁判など、ネットなどで散見するトンデモ判決など法にまつわる国民の不信感をカムフラージュするためのポピュリズム判決に見えますがひねくれてますか?
原発反対派の人々の論理にはいつも違和感を感じるのは筆者だけだろうか?
まずは大げさなんです。人権の勝利とか(実際は経済格差は進んでおり、法の下に平等なんかじゃありません)どうすんの護憲派さん!!(それと集団的自衛権や労働法制も関係ありません。別の問題も同時に論じていてそれこそ危険です。)
大飯や泊原発の再稼働でいえば
原発再稼働遅れ、地震学者のせい 杉山北大名誉教授 規制委・島崎氏審査に持論展開
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0013409.html
※どうしん電子版に登録してないと見れないんだ!残念! 要約すると
9月に 原子力規制委員会 委員を退く島崎邦彦委員長代理について「思いつくことを後出しジャンケン的にやっているので、非常に(審査の)時間がかかる」と批判こういう記事もあったのでこれは評価します。
島崎氏ら地震学者について「(地震の断層が存在する)可能性があるという話しかしない
福井地裁判決についても非科学的だとの認識を示した。
首都直下地震や東南海地震はかなりの確度で発生が予測されているのに人命(言い換えれば人権)を尊重するなら法律で居住禁止または退去令等出さなければならないのでは?
耐震設計のない(基準を満たしていない)建物は取り壊すか、立て直サなければ、人が住んではいけません。
福井地裁判決のポイントに「地震大国日本で、基準地震動(耐震設計の目安となる地震の最大の揺れ)を超える地震が大飯原発に到来しないというのは根拠のない楽観的見通しだ」というのがあり、これを全国に適応したら国民が住めるとこなどありませんよ!
またこの論理で行けば「根拠のない悲観論」も排除されるべきでしょう。
さらにこの議論のおかしなところは「100か0か」の二元論に単純化されている事である。
国富を言うにしても複眼的考察が必要であり(ここは欧米の合理性に基づく判断が必要)財界だけの問題にすり替えないこと。
ドイツも全部なんか止めてませんよ。(原子炉なんてものは発電しようがしまいがその存在自体が危ないんだから) 耐用年数が来たら廃炉して新設しないというだけ。
もっと穿った見方をすればウクライナやイラクに見る、エネルギー覇権(石油メジャーの巻き返し)とも見れなくはない。日本に原子力ビジネスを握られてはまずい勢力もありますよね!!(もんじゅは結局頓挫してしまいました)
今日はここまで